繰り返される米兵女性暴行へ抗議「フラワーデモ」被害者の痛みに思い寄せる

米兵による女性暴行事件を受けて４月２４日、那覇市では緊急集会が行われ、被害者の痛みに思いを寄せるとともに繰り返される事件に抗議の意思を示しました。

那覇市の県民広場では２４日、花を持った市民ら３０人あまりが駆け付け「なかったことにはしない」などのプラカードを掲げて、静かに抗議の意思を示しました。

フラワーデモは性暴力の根絶を訴え、毎月１１日に開かれていますが、２３日に明らかになった米兵による女性への性的暴行事件を受け、緊急で開催されました。

フラワーデモに参加した上野さやかさん：
フォーラムの話題も出ていたのになに一つ動いていない中で今回の事が起きましたよね、県や関係機関に対しても、本気で自分たちが暮らす島が安心安全な所かという視点で早期に取り組んでいただきたいと思います

集会では被害者の痛みに思いを寄せ、日米両政府に対し、被害者への謝罪とケアのほか、加害者への厳粛な処罰などを求める声が上がりました。