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米海兵隊による性的暴行事件 玉城知事「被害者の心情に配慮」公表せず

米海兵隊員による性的暴行事件を把握しながら、県が約2週間公表しなかったことについて、玉城知事は25日の定例会見で被害者の心情に配慮したと説明しました。

7日、沖縄県内の成人女性に性的暴行をした疑いで米海兵隊員の男が書類送検されていて、県警はその日のうちに県に情報を伝えていましたが、県は事件が明るみになった23日まで公表していませんでした。

この事について玉城知事は25日の定例会見で次のように述べました。

玉城知事:
県警から被害者は事件が報道されることを望んでいないという説明もありましたので、被害者の心情に配慮し県からは公表せずに

会見では、事件を把握しながら18日に沖縄市で実施された日米合同のパトロールに参加したことについても質問が上がりました。

玉城知事:
米側が協力するという形であれば、可能な限り全体で協力して取り組んでいくという姿勢は示すべきであろうということから、今般、沖縄県も私がパトロールに参加をするという決定に至ったものですから

玉城知事は「パトロールのみでは根本的な犯罪抑止にはならない」という見解を示し、現在、開催に向けて日米間で協議が進められている新たなフォーラムで再発防止策について議論していきたいとしています。

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