うるま市長選挙 現職の中村正人氏が再選
27日、投開票されたうるま市長選挙は自民・公明が推薦した現職の中村正人さんが再選されました。夏に参議院選挙に向けて自公は弾みに、玉城知事を支えるオール沖縄勢力にとっては厳しい結果となりました。
27日投開票されたうるま市長選挙は現職の中村正人さんが25000票あまりを獲得し、玉城知事を支援するオール沖縄勢力が擁立した照屋大河さんにおよそ7000票の差をつけ2期目の当選を果たしました。
二期目の当選を果たした中村正人さん:
うるま市の地域経済が福祉を支えるというようなことをしっかり作り上げていこうということを訴えさせていただきました。それが有権者の判断基準になったのかなと思っております
中村さんを推薦した自民党県連の島袋大会長は「全県選挙である夏の参議院選挙に向けて大きなパワーをもらった」と述べ2026年の沖縄県知事選挙での県政奪還も視野に弾みを付けた格好となりました。
敗れた照屋大河さんはオール沖縄勢力の中心的な人物でした。
オール沖縄勢力が支援照屋大河さん:
流れを作ることができなかったことについては本当にこの点については本当に悔しい申し訳ないそういった思いが強い思いです
変えられないオール沖縄”退潮”の流れ、玉城知事は意義は失われていないと強調しました。
玉城知事:
選挙に負けてオール沖縄の意義そのものも失われたというようなことでは、私はオール沖縄を支援している方々はそういう思いはあまり持っていらっしゃらない。ただ選挙の結果は結果として市民が判断をしたということは真摯に受け止めようということ
夏の参院選について玉城知事は「入念に様々な関係者が考えを尽くして体制が構築されなければならない」と述べました。
今回のうるま市長選挙の投票率は53.88%で20年前の市町村合併でうるま市が発足してから最も低くなりました。
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