「観光業で働き続けたい」７３％　待遇面に不満も　従業員アンケート

観光業に携わる従業員を対象にしたアンケートで、およそ７割がやりがいを感じている一方、待遇面で不満を抱えている割合が高いことがわかりました。

県のリーディング産業である観光業で人手不足や若手の早期離職が課題となる中、１月、沖縄観光コンベンションビューローは宿泊業や旅行業などの従業員を対象にアンケートを実施し４４２人から回答を得ました。

この中で観光業界で働き続けたいと考えている従業員は７３．５％に上り、職場環境や仕事の内容に「満足している」という回答もそれぞれ７割を超えました。

また働く上で給料やボーナスなどが非常に重要だと答えた割合が最も高かった一方で、待遇面について「満足していない」「まったく満足していない」という回答が５６．４％に上り、重要度とのミスマッチが明らかになりました。

コンベンションビューローは待遇改善には観光業全体として利益率の向上が必要として、引き続き観光事業者を後押ししていく方針です。