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学童疎開船「対馬丸」の悲劇を伝える舞台 演出家の宮本亞門さんなど実行委員会が思い語る

太平洋戦争末期、アメリカ軍の攻撃を受けて沈没した学童疎開船「対馬丸」の悲劇を伝える舞台を制作する関係者が7日県庁で作品への思いを語りました。

7日玉城知事を訪ねたのは「戦後80年を考える対馬丸実行委員会」の共同代表を務める演出家の宮本亞門さんと対馬丸記念会の高良政勝代表理事など5人です。

宮本さんは2022年、対馬丸事件の生存者である平良啓子さん(享年88)の証言を聞いたことをきっかけに、戦後80年の今年、悲劇を伝えるために舞台を手掛けることとなりました。

演出家 宮本亞門さん:
バトンを受けたような気持ちになって、僭越ながら対馬丸のことをこれからも伝えたいと思い、思い切って舞台化をしようと思っております

玉城知事は「対馬丸事件を通して、沖縄から全国の子どもたちに生きることの素晴らしさや平和の大切さを伝える”はじまり”だ」と激励しました。

実行委員会は、舞台の制作費などを募るクラウドファンディングを5月から開始しています。

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