公開日

沖縄県教職員組合などが西田発言に憤り「歴史の事実に向き合わない態度は容認できない」

西田議員の姿勢にさらに反発が強まっています。
沖縄県教職員組合など教育関係者は「歴史の事実に向き合わない態度は容認できない」として強い憤りをあらわにしました。

12日会見を開いた県教職員組合など4団体は、西田議員の発言に対し「これまでの平和教育を否定するもので大きな問題」と抗議しました。

県教職員組合森岡稔委員長:
教育現場においては、皇民化教育の反省から「教え子を再び戦場におくるな」をスローガンに平和教育を進めてきました

西田議員は9日、「沖縄では地上戦の解釈を含めてかなり無茶苦茶な教育をされている」という発言について、報道陣から「撤回するか」との質問に対しこう答えていました。

西田昌司参議院議員:
それは(撤回)しませんね。アメリカに都合の良い教育を当然するわけですよ。そういう教育を受けた人が大人になっていくわけですね。だから沖縄の特殊な事情がものすごくあると思いますね

これまで戦後の沖縄の平和教育に携わってきた教員経験者からは「歴史の事実をゆがめる発言だ」と怒りの声が上がりました。

県退職教職員会 仲村勝彦会長:
本当に自分が言ったことを謝罪するならば、ちゃんと沖縄に来て自分が発言をしたことを撤回し、ひめゆりの塔まで行って自分が言ったことに対して間違いでしたと詫びを入れて

団体は、発言への抗議と撤回を求めて西田議員と石破総理大臣に要請書を送るとしています。

OKITIVE公式インスタグラムはこちら!
OKITIVE公式インスタグラムはこちら!

あわせて読みたい記事 ヤンバルクイナ

あなたへおすすめ! クマノミ 小 クマノミ 大きい