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本土復帰から53年 過重な基地負担いまなお

5月15日で沖縄が本土に復帰して53年となります。沖縄県内では復帰後も広大なアメリカ軍基地が横たわりいまも過重な基地負担が続いています。

戦後27年間に渡ってアメリカの統治下におかれた沖縄では、基地のない平和な島を求める復帰運動が展開され、53年前の1972年5月15日、本土復帰を果たしました。

広大なアメリカ軍基地は今日も残り、国内のアメリカ軍専用施設の7割が集中しているほか、2025年もアメリカ兵による性的暴行事件が相次いで発覚するなど基地から派生する事件・事故は後を絶ちません。

県と政府との間で対立が続く普天間基地の移設問題を巡っては4月、中谷防衛大臣が「県が努力をしていればもっと早く移転が進んだ」と発言しました。

玉城知事は県民投票の結果や軟弱地盤の問題なども踏まえ「県民の理解が得られないまま工事が強行されている」と政府の姿勢を批判しています。

復帰53年に合わせて17日には復帰の内実を問う平和行進が行われるほか北谷町で県民大会が開かれます。

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