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第三者委員会が南城市の古謝市長へ辞職を提言 セクハラ行為「全てあったと判断」

南城市長によるセクハラ疑惑をめぐって設置された第三者委員会が調査報告書をとりまとめ、職員から寄せられたセクハラ行為の証言は「全てあったと判断できる」として市長の辞職を提言しました。

南城市では、2024年5月に職員に実施したアンケートで古謝市長からハラスメントを受けたとの報告が複数あったことから、調査のための第三者委員会が設置されています。

委員会は報告書をとりまとめ、職員に対する聞き取りのなかで寄せられたキスや体を触るなどの市長によるセクハラ行為について「全てあったと判断できる」と結論付けました。

そのうえで「今後市政に関与しないことが最も有効」として、市長の辞職を提言しました。

第三者委員会 赤嶺真也委員長:
セクハラ行為に対する認識理解が欠如しているということが大きな原因と考えます

古謝市長は一貫してセクハラがあったことを否定していますが、会見では次のように述べるにとどめ、質疑に応じることはありませんでした。

古謝景春南城市長:
第三者委員会の提言については重く受け止め、精査して弁護士と協議し対応していく

古謝市長をめぐっては、公用車の車内で運転手の女性の胸を触ったとして、2024年11月に強制わいせつの疑いで書類送検され、その後那覇地方検察庁は嫌疑不十分として不起訴としています。

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