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首里城正殿で鬼瓦と唐玻風妻飾りの設置を開始 色鮮やかなかつての姿が少しづつよみがえる
首里城正殿の屋根を彩る装飾品鬼瓦と唐玻風妻飾が22日取り付けられ、在りし日の姿が少しずつよみがえっています。
22日首里城正殿の屋根に取りつけられたのは鬼瓦と呼ばれる獅子飾りで、沖縄県内でシーサーややちむんを手がける職人たちが、うるま市と恩納村の土を用いて沖縄伝統の釉薬を塗って焼き上げました。
魔除けの役割を果たす鬼瓦には、職人たちの思いが込められています。
鬼瓦の造形を担当した新垣光雄さん:
火消しの役目をしてくれたら一番作った意味があるのかなと思って、今回で首里城は燃えないという強い力が入っている
また、正殿中央を飾る唐玻風妻飾については赤や緑などの瑞雲をまとった金龍が取りつけられ、かつての色鮮やかな正殿の姿が少しずつよみがえっています
首里城正殿は2026年秋の完成を予定していて、6月8日には素屋根の取り外し工事のため見学エリアが閉鎖されます。
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