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クロマグロの漁獲制限量に達するとして沖縄県が県内漁業者に採捕停止命令 資源保護の観点が理由

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水揚げの最盛期を迎えているクロマグロの漁獲量が、沖縄県が定めた上限に間もなく達することから、県は5月23日漁の停止命令を出しました。

クロマグロ漁をめぐっては、資源保護の観点から漁獲量に国際的な規制が設けられていて、日本に割り当てられた漁獲が可能な量を国が各都道府県に配分しています。

県内には2025年4月1日から7月31日までの間に203.2トンが配分されていましたが、5月23日時点での漁獲量がその96.1%にあたる195.1トンに上りました。

このため、県はこれ以上漁を続けると間もなく上限を超える可能性があるとして、5月24日から7月31日までの間、採捕をしてはならないとする停止命令を出しました。

県農林水産部は「安定して漁業クロマグロ漁を継続するために重要な取り組みだ」とコメントしています。

違反してクロマグロを採った場合、3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金が課されることがあります。

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