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古謝市長によるセクハラ問題の経緯と今後の動向

こちらは第三者委員会が認定したセクハラ行為の一覧です。
委員会からは辞職が提言され、市議会や地元住民からも厳しい目が向けられている古謝市長。一連の経緯と今後の動向についてまとめました。

南城市では、3年前に古謝市長の運転手だった女性から「市長にセクハラを受けた」と申告があったことを受け、2024年5月に職員を対象としたアンケートを実施しました。

回答した263人のうち47人がハラスメントを受けたことがあると答え、「キスをされた」「太ももを触られた」といったセクハラ被害を訴える声が9件寄せられました。

これを受けて市は2024年10月に第三者委員会を設置。

被害を訴えた職員や市長本人に聞き取りを行うなど調査を進めたところ…

第三者委員会 赤嶺真也委員長:
訴えられている行為は、我々としては全部あったと判断しております

職員の証言は全面的に信用できるとして、寄せられた9件すべてをセクハラ行為と認めました。

そのうえで…

第三者委員会 赤嶺真也委員長:
我々としては再発防止、雇用管理上の対応措置としては、古謝市長が辞職して南城市の市政に関与しないということが最も有効な方法だと考え提言する次第です

委員会は市長のハラスメント行為への認識の欠如に加え、長期間在任する市長に誰も注意することができなくなっていたのではと指摘しました。

第三者委員会による提言後、地元の市民団体が行った辞職を求めるオンライン署名にはおよそ2万4000人が賛同するなど地域からも厳しい目が向けられています。

これまで一貫してセクハラがあったことを否定してきた古謝市長。

28日の会見では報告書の内容を一部認めながら「キスをしたことなどは事実ではない」と職を辞さない意向を示しました。

市長を支える与党会派からも厳しい声が出ている市議会は29日、会派長会議を開き、23日に野党・中立会派から提案された、「市長の不信任」や「辞職勧告決議」の扱いについて協議することにしています。

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