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学校の図書館を活用 新たな平和学習の在り方を話し合う研修会
学校の図書館を活用するなど、新たな平和学習の在り方について話し合う研修会が29日宜野湾市で開かれました。
研修会は知識の宝庫である図書館の特性を活かしながら、平和学習における子ども達の主体的な学びに繋げようと企画されたもので、学校司書などの資格をもつ那覇市立上山中学校の大城邦夫教頭が講師を務めました。
大城教頭は、悲惨な沖縄戦の写真を展示する従来のやり方ではなく、地域ごとの沖縄戦の記録や、航空写真を利用して沖縄戦当時と現在の地元の様子を見比べるなど、身近なものから平和について考えてもらうことが大切だと話しました。
研修会の参加者:
できるだけ子どもたちに地元、身近にあるものを使った教材を使いたいっていう気持ちがあるので、きょう聞いたものを取り入れて伝授していきたいと思っています
大城教頭は、慰霊の日だけでなく遠足などの学校行事と連携した取り組みも必要だと話しました。
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