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戦時下で沖縄戦はどう報じられたのか 当時の全国紙や地方紙を展示した企画展 沖縄県名護市
80年前の戦時下において全国各地の新聞が沖縄戦をどのように報じていたのか―当時の記事を集めた企画展が名護市で開かれています。
名護市親川にある民俗資料博物館では戦後80年に合わせ、全国紙や地方紙などが報じた沖縄戦に関する新聞記事を展示しています。
▽民俗資料博物館 眞嘉比朝政館長
戦争始める頃は本当のことを書いていません、みんなうそのことを書いている、例えば飛行機で軍艦1隻沈めたのは10隻沈めたと語っているような内容の新聞ですね
当時の新聞報道は大本営発表をもとに日本の攻勢を伝える記事が多くみられましたが、眞嘉比館長は沖縄戦の戦況が悪化するにつれ、その惨状が徐々に報じられるようになったと話し、当時新聞が沖縄戦をどのように伝えていたのかを知ることができます。
この企画展は9月30日まで開かれています。
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