映画「宝島」　妻夫木さん「未来への問いかけ」

戦後アメリカ軍の統治下にあった沖縄の激動の時代を描いた映画「宝島」の公開を前にきのう那覇市で舞台挨拶が行われました。

舞台挨拶で登壇したのはメガホンをとった大友啓史監督、俳優の妻夫木聡さんと広瀬すずさんです。

映画「宝島」は直木賞を受賞した真藤順丈さんの小説が原作で、アメリカ軍統治下の沖縄で、基地から物資を奪って生活の糧にした「戦果アギヤー」と呼ばれる若者たちの姿を描いています。

妻夫木聡さん「過去を描くことは未来への問いかけだと思いました。今を生きる僕たちは未来を生きる子どもたちのために何を託せるのか。そういう力を持った映画になったと思っています」。

広瀬すずさん「少しでも皆さんの希望になる作品になったら良いなと思います」。

映画「宝島」は今年９月に公開されます。