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「南部へ南部へ」忘れられない光景 14歳で生き延びた沖縄戦

南風原町で9日80年前の沖縄戦を体験した94歳の男性が修学旅行生に自身の体験を語り、平和の尊さを伝えました。

大阪から修学旅行で訪れた中学生に講話をしたのは、14歳で沖縄戦を体験した南風原町の野原広平さん(94)です。

南風原文化センター元館長の大城和喜さんと対話する形で野原さんは沖縄戦が激しさを増し本島南部へ逃げるときに目撃した忘れられない場面について語りました。

野原さんは糸満市摩文仁でアメリカ軍に捕まり沖縄戦を生き延びましたが、焦土と化した島の至るところで無数の遺体を目にし、自らの手で埋葬をしたこともありました。

野原さんの体験に耳を傾けた生徒たちは、感謝の気持ちを込めて合唱を贈り、平和への思いを共にしました。

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