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いまも見つかり続ける負の遺産 糸満市で不発弾回収
沖縄戦から80年が経過するいまも遺骨収集の現場などでは次々と不発弾が見つかっています。
5月18日、糸満市大度のガマを遺骨収集ボランティアが探していたところ、沖縄戦当時の日本製75ミリ砲弾3発と手榴弾1発を見つけました。
75ミリ砲弾はきょうさらに1発が見つかり、通報を受けて駆けつけた陸上自衛隊の不発弾処理隊が危険性がないか判断した後不発弾を回収しました。
プロジェクト沖縄 松永光雄理事長:
ボランティアで遺骨収集しているものですからその合間にたまたま不発弾が見つかるということです。戦後80年は経ったけどまだ100%の戦後処理はされていない
沖縄にはおよそ1800トンの不発弾が残っているとみられ、沖縄戦から80年が経った今も深い戦争の傷痕はあちらこちらに残ったままです。
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