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「薬物を使用しているいるかもしれない」家族が通報し発覚 『笑気麻酔』所持疑い16歳少年を逮捕
指定薬物「エトミデート」が含まれた液体を所持していたとして、警察は10日、16歳の少年を逮捕したと発表しました。
沖縄県内では9日にも20代の男二人が逮捕されています。
指定薬物所持の疑いで逮捕されたのは、那覇市に住む無職の16歳の少年です。
少年は6月5日、自宅で指定薬物のエトミデートを含む液体およそ0.78グラムを所持した疑いがもたれています。
「薬物を使用しているかもしれない」と家族からの通報を受けた警察官が、少年の自宅から容器に入った液体のエトミデートを押収しました。
警察官が駆けつけた際、少年は手が震え叫び声をあげるなど異常な行動が見られたということです。
エトミデートを含んだ液体は「笑気麻酔」と呼ばれ若者の乱用が確認されていて、政府は2025年5月に指定薬物として輸入や販売、使用を禁止しました。
県警は入手経路を調べるとともに、エトミデートを含む危険ドラッグは健康被害や異常行動を引き起こし、最悪の場合死に至る恐れがあることから、興味本位で使用しないよう呼びかけています。
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