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南城市議会が古謝景春市長の不信任決議案を否決 セクハラ問題を巡る不信任決議案は3度目

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南城市の古謝景春市長による職員へのセクハラ問題を巡り市議会は14日、臨時会を開き市長の不信任決議案について採決しました。
賛成票が反対票を1票上回りましたが、可決に必要な数に届かず不信任案は否決されました。

古謝景春市長を巡っては、南城市が設置した第三者委員会が2025年5月、市長による職員へのセクハラ行為があったと認定し辞職を提言していました。

一方、古謝市長は、報告書の内容が公正・公平ではないとして辞職せず2026年2月までの任期を全うする意向を示しています。

古謝市長に対する不信任決議案は6月も市議会で提案され否決されたものの、その後、被害者の職員が議長に被害の実態を直訴したことを受け、市議会は再び不信任案の提出に至りました。

南城市議会知念俊也議員:
何より我々、市議会が被害者からの申告を受けた事実は極めて重く、被害者の存在を認識した以上、市長を信任できる理由が無い事は事理明白である

市議会では無記名の投票による採決が行われ、賛成が10票、反対が9票と1票上回ったものの、可決に必要な出席議員の4分の3には届かず不信任案は否決されました。

一連のセクハラ問題で古謝市長に対する不信任決議案が否決されたのは3度目で、賛成が反対を上回ったのは今回が初めてです。

古謝市長は報道陣の質疑には一切応じることなく議場を後にしました。

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