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飲酒運転で事故を起こし4人が重軽傷 在沖海兵隊員の男 起訴内容を認める

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2025年5月、那覇市で酒を飲んだ状態で車を運転して走行中の車に衝突し、4人にけがをさせたにもかかわらず、その場から立ち去った罪に問われている米海兵隊員の男の初公判が16日開かれ、男は起訴内容を認めました。

この裁判は、米海兵隊キャンプハンセン所属の上等兵の被告の男(20)が、ひき逃げと過失運転致傷の罪に問われているものです。

起訴状によりますと、上等兵は2025年5月、那覇市の国道58号線で酒を飲んだ状態で車を運転し、走行中の車に衝突する事故を起こし乗っていた4人に重軽傷を負わせたにもかかわらずその場を立ち去ったとされています。

16日、那覇地方裁判所で開かれた初公判で上等兵は、「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察側は「被告は朝方まで飲酒をして車を運転し、事故を起こした」と指摘した上で、「被害者を放置したままその場を離れていて極めて悪質」などとして懲役2年を求めました。

弁護側は「被告は反省していて、前科はなく実刑となるほど悪質とはいえない」「被害者に対して保険で治療費の全額が支払われることになっている」などとして執行猶予のついた判決を求めました。

裁判は16日に結審し、判決は8月19日に言い渡されます。

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