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PFAS血中濃度と心筋梗塞リスクの研究結果を受け玉城知事「国に整備を求めたい」
有機フッ素化合物・PFASの血中濃度が高いと、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まる可能性があるとの研究結果が示されたことについて、玉城知事は「非常に意義深いことだ」と述べました。
沖縄京都PFAS研究チームが7月7日、国際医学誌に発表した研究結果では、PFASの血中濃度が高いと心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高まる可能性が示唆されました。
これについて玉城知事は18日の定例会見で、研究結果は今後のPFASの血中濃度の基準値の設定につながることが期待できると述べました。
玉城知事:
今回の研究では環境中の化学物質にさらされることが、独立した健康リスクになり得ることを示したという点で、非常に意義深い。これらの研究成果の蓄積により、今後の血中濃度の基準値の設定につながることが期待できる
一方、PFASは健康への影響に対する科学的知見が十分ではないことから、現時点で県が主体的に血液検査を実施することについては課題があるとし、国による整備を求めました。
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