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消防士たちが緊急時に求められる対応力を競う九州地区消防救助技術指導会
消防士が日ごろ鍛え上げた技術やチームワークを披露する大会が18日開かれ、九州各県の消防本部から選抜された隊員が、緊急時に求められる対応力を競い合いました。
技術指導会には、九州地区43の消防本部から選抜された283人が4つの訓練種目に出場しました。
このうち「ロープブリッジ救出」では、水平に張られた20メートルのロープを隊員が全身を使って渡るもので、速さや正確さを競い合いました。
また「障害突破訓練」は、高い壁や煙が充満した狭い通路など、救助活動中に立ちはだかるあらゆる障害を乗り越えるもので、隊員同士の連携力も問われます。
会場には多くの同僚や家族が集まり、隊員たちの懸命な姿に声援を送りました。
東部消防組合消防本部 島袋勇人さん:
人命救助の現場を意識しながら絶対失敗できないという緊張感をもって、常に本番を意識した訓練を心がけています
東部消防組合消防本部 上木晨央さん
いざという時に市民の方々の所へ駆け付け、頼りになると言われるような消防官になりたいと思っています
各種目の上位に選ばれたチームは、8月兵庫県で行われる全国大会へ派遣されます。
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