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ジャングリア開業まで1週間 交通渋滞の緩和へ県道84号線の右折レーンの運用開始

いよいよ開業まで1週間と迫ったジャングリア沖縄。
懸念されていた交通渋滞の緩和に向けて、県道84号線に新たな右折レーンが設けられ、18日から運用が始まりました。

7月25日にオープンを迎える、ジャングリア沖縄。

北部観光の新たな目玉として経済効果が期待される一方、課題とされてきたのが周辺道路の渋滞対策です。

シャトルバスの運行や、事前チケットによる入場者数の管理など、ジャングリア側も準備を進めていますが、開業後はレンタカーなどで直接訪れる観光客が多く見込まれています。

とりわけ課題とされていたのが、入り口にほど近い県道84号線。

これまでは片側1車線で、パークへ向かうには右折する必要があり、直進車は右折車が曲がり終えるまで待つしかありませんでした。

地域住民からは「渋滞に巻き込まれ、日常生活に影響が出るのでは」と不安の声も上がっていました。

そんな中、きょう現地では・・・
道路の拡幅工事が完了し、新たに右折専用レーンが整備されました。

設置された信号機も18日から稼働を始め、右折待ちの車を横目に、直進車はスムーズに通過していきます。

しかし、地元・中山区の川野区長は、まだ懸念は払しょく出来ないと話します。

中山区 川野圭輔区長:
(右折帯が)43メートルというのは少し短い感じがする。JE(ジャパンエンターテイメント)が出しているデータ、2000台から1万台に増えるというデータで考えると足りないのかなと思っていますね

乗用車で10台程度、大型バスだと2台で右折帯が埋まってしまうことから、川野区長は、この右折帯が開業後にどう活きるか注視していきたいと話しました。

玉城知事はきょうの定例会見で、県として今後も交通渋滞の緩和に向け取り組んでいくとしたうえで、ジャングリア沖縄の開業に大きな期待を寄せました。

玉城知事:
観光客の滞在日数の延伸や、それにともなう消費額の向上、また観光人材の質の向上など、沖縄観光のさらなる付加価値向上につながるものと期待しています

地域と共生しながら、県経済の振興にどう繋げていけるか。

注目のテーマパークジャングリア沖縄のオープンまであと1週間です。

全国グルメ横丁
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