【安謝小学校】27年間子どもたちの登校時の交通安全に尽力した87歳の男性に感謝状
安謝小学校では18日、27年にわたって交通誘導員を続けてきた男性が最後の見守り活動を終え、児童や先生たちから感謝の言葉が贈られました。
安謝小学校の交通誘導員として、雨の日も風の日も休むことなく27年間地域の子どもたちを見守ってきた久場兼盛さんです。
先月で87歳を迎えましたが、かくしゃくとしています。
3年生の女の子:
いつも笑顔で挨拶を返してくれる。嬉しい気持ちになります
保護者:
結構元気よく挨拶していただいて、とても助かります、朝も安心して行けて
保護者:
字のために貢献してくれているんです。だいぶ前から。もうとっても功労者ですごいですよ。知らない人はいないくらい
久場さんは60歳で基地従業員を退職したあと、地域のために何かできないかと交通誘導員を始めました。
久場兼盛さん:
(当時は)警察がやってるさ。仕事も終わってから私もやらないといけないなと思って。60歳からやったわけ。ここの道危ないさーね。当たり前ですよ。子どもたちのためには。やるべきことはね
最後の日となったきょうも、小学校近くの交差点にはいつもと変わらず久場さんの姿がありました。
最後の見守り活動を終えた久場さんに対し、児童会から感謝状と花束が送られました。
児童:
久場さんの存在があったからこそ私たち安謝っ子は安心して安全に登校することができました。ありがとうございました。27年間おつかれさまでした
久場兼盛さん:
子どもたちのために頑張ったかな
孫・上地ゆり子さん:
家族の中でも誰よりもパワフルで大尊敬しています。ゆっくり休んでほしいなと思うんですが、多分留まらない人なので、また新しいことをやるんだろうなというのは家族一同思っています
久場兼盛さん:
ありがとう、サンキューベリーマッチ!
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