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【台風8号】大東島地方は記録的な雨 沖縄県が災害救助法を適用
台風8号は28日午後4時時点で、沖縄本島にかなり接近しています。強風とうねりを伴った高波に注意してください。
また、大東島地方は記録的な雨に見舞われ、沖縄県は継続的な援助が必要として災害救助法を適用したと発表しました。
台風8号は一度熱帯低気圧となりましたが、27日の夜に再び発達して台風となり、沖縄本島にかなり接近しています。
本島地方は台風の進路によって29日にかけて警報級の大雨となるおそれがあり、沖縄気象台は土砂災害や低い土地の浸水河川の増水に注意を呼び掛けています。
また、台風が通過した大東島地方では28日午後5時までの48時間に降った雨の量は南大東村で489.0ミリ、北大東村で399.5ミリに達し、いずれも観測史上最大を記録しました。
この雨によって北大東島と南大東島であわせて8件の住宅の浸水被害が出ています。また、北大東村では村の水耕栽培施設や製糖工場でも浸水の被害が発生しています。
県は28日午後、北大東、南大東の2村に継続的な援助が必要と判断し災害救助法を適用したと発表しました。
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