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イリオモテヤマネコの交通事故 無事故記録途絶える
2日、西表島の県道で交通事故に遭ったとみられるイリオモテヤマネコが死んでいるのが見つかりました。
交通事故にあったイリオモテヤマネコが確認されたのはおよそ3年ぶりで、環境省は事故の防止に向けドライバーに注意を呼びかけています。
環境省によりますと2日の午後11時過ぎ、西表島の東側の県道で「イリオモテヤマネコが死んでいる」と目撃者から連絡がありました。
見つかったのは体長およそ60センチのオスの子猫で現場の状況から車にはねられたものとみられます。
イリオモテヤマネコの交通事故が確認されたのは2022年12月23日以来で、無事故の日数は952日で途切れました。
環境省によりますと夏はヤマネコの子育ての時期にあたり、子猫が道路に飛び出す恐れがあるということです。
また、これからの時期は成長した子猫の行動範囲が広がり交通事故が起こりやすいことから、一日のうち特に活動が活発になる夕暮れから夜明けに車を運転する際はスピードを出しすぎないなど注意を呼び掛けています。
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