公開日
沖国大ヘリ墜落事故から21年 大学関係者や卒業生が集会「事故の記憶を風化させない」
沖縄国際大学にアメリカ軍のヘリが墜落した事故から13日で21年となります。
大学では集会が開かれ、当時と変わらない基地の現状を確認し、事故の記憶を風化させないと訴えました。
2004年8月13日、沖縄国際大学の構内に普天間基地から飛び立った大型輸送ヘリコプターが墜落し、炎上しました。
事故から21年がたった13日、墜落現場のモニュメントの近くでは、大学関係者や卒業生らが集まりアメリカ軍関連の事故は後を絶たないとして、普天間基地の即時閉鎖を求めました。
沖縄国際大学卒業生 中田未来さん:
子どもたちに伝えたいっていうのもそうなんですけど時々行動に起こさないと、自分の中でも風化していってしまうんじゃないかという思いもあるので、それは避けたいことなのでそうもしたくないから来てるっていうのもあります
集会では、早朝から離発着するアメリカ軍機の音に緊張と不安を覚えるという在校生の意見が紹介され、「空を見上げるたびに、不安ではなく希望が感じられる沖縄になりますように」という願いに、参加者は深くうなずいていました。
あわせて読みたい記事