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普天間基地はなぜ住宅地の真ん中にあるのか?基地が置かれた歴史と背景を高校生が学ぶ

普天間基地はなぜ住宅地の真ん中にあるのか。高校生たちが、沖縄に広大な基地が置かれることになった近現代史を学びました。

この勉強会では、沖縄にアメリカ軍基地が形成されることになった歴史的背景や、今も続く基地負担の現状について考えてもらおうと沖縄県が企画したもので高校生15人が参加しました。

沖縄国際大学の野添文彬教授が登壇し、沖縄のアメリカ軍基地は太平洋戦争における日本本土の攻略のために建設されたことを解説しました。

沖縄国際大学 野添文彬教授:
普天間飛行場ですけれども、今も宜野湾市の街の真ん中にあるわけですが、こういう街の、当時は村ですがその真ん中に基地が建設されたということで8308人の人々が故郷に帰れなかったということになります

このあと生徒たちは、日常と隣合わせにある基地の存在についてそれぞれ意見を交わしました。

参加した生徒:
戦争があったから壕とか基地問題ができたのかなと思います。こどもたちや知り合いに歴史を広げていくのが大事かな。それで米軍が増えるか減るかはこれからになるんですけど、そういう広め方が大事だと思います。

参加した生徒:
本当に米軍がいる意味って何なんだろうって言うのを伝えるというよりかは、話し合えれば、意見をほかの人に聞いて話し合えればいいなと思います。

学習会に参加した生徒は今後、県外の高校生とも共同学習を行う予定です。

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