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首里城令和の復元 2025年度は扁額や石彫刻、室内装飾を搬入 琉球国王肖像画の「御後絵」修理を開始

2026年秋の完成を目指す首里城正殿の再建で、沖縄県は2025年度、扁額や室内装飾の搬入に取り組むほか、琉球国王の肖像画「御後絵」の修理を開始します。

13日に開かれた県の首里城復興推進本部会議では、これまでに首里城正殿を象徴する赤瓦の瓦葺きを始め、龍頭棟飾や唐玻豊妻飾などの設置を終えたことが報告されました。

今年度は、石階段の奥に立つ小龍柱が9月に搬入されるほか、正殿2階の御差床に飾られる扁額「中山世土」や、琉球古刺繍の技法を用いた「垂飾」が完成する予定です。

玉城知事:
10月末には正殿が約6年ぶりに姿を現す予定です。いましか見ることのできない首里城の姿、復元の歩みを多くの皆さまと共に首里城に足を運んでご覧いただきたい

また、県は2024年にアメリカから返還された琉球国王の肖像画「御後絵」の修理を開始するほか、2025年秋に向けて、正殿の完成記念イベントの準備を進めることにしています。

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