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県立高校の30代男性実習助手が懲戒免職処分 生徒などの写真を悪用 卑わいな内容でSNS投稿繰り返す
生徒の写真を悪用し、卑わいな文言とともにSNSに投稿を繰り返したとして、沖縄県教育委員会は11日、県立高校の実習助手の男性を懲戒免職処分としました。
11日付けで懲戒免職処分を受けたのは、本島内の県立高校で勤務していた30代の男性実習助手です。県教育委員会によりますと、実習助手は4月から7月にかけて、学校が管理していた生徒の写真や、生徒や卒業生のSNSに投稿されていた写真を卑わいな文言とともに、不特定多数の人が閲覧できる状態で自身のX(旧ツイッター)で繰り返し投稿していました。
また、卒業アルバムに掲載された卒業生の写真を第三者に提供し、その第三者がわいせつな内容に加工し投稿した画像についても、再投稿していたということです。
6月に被害者の家族からの相談を受け、県教育委員会は警察と調査を進め、8月に実習助手本人と特定したということです。被害者はあわせて15人にのぼっています。
2025年度に入り、教職員がわいせつ事案で処分されるのは4人目で、県教育委員会の半嶺満教育長は事態を重く受け止めていると謝罪した上で「被害に遭われた生徒等の心のケアを行うとともに、教職員によるわいせつ事案の根絶を図る」とコメントしています。
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