オリオンビールが東証プライム市場に上場　県内製造業で初

オリオンビールが２５日、東京証券取引所に上場しました。沖縄県内の製造業では初めてです。

東京証券取引所で行われたセレモニーでは、村野一社長が上場通知書を受け取り、関係者が「五穀豊穣」に由来して鐘を５回打ち鳴らしました。

オリオンビールが上場したのは、３つある市場区分のうち最上位の「プライム市場」で、県内の製造業では初めてです。

オリオンビールは今回の上場を足掛かりに、ブランド価値の向上や、県外・海外の市場開拓、販売強化などを図ります。

取り引きは午前９時から始まりましたが、買い注文が殺到し、午前１１時現在、初値が付かない状況です。

上場を受け、玉城知事はコメントを発表し「企業間の連携促進や新たなビジネス展開など、これまで以上に多くの分野に経済的な波及効果をもたらすと考えています」と期待を寄せました。

オリオンビールは２５日午後、東京証券取引所で記者会見を開く予定です。