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人手不足に求められる人財戦略 人が辞めない・集まる職場とは

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あらゆる業種で人手不足が課題となる中、人が集まり、人が辞めない職場を作るためには?そのヒントを探るフォーラムが10日、沖縄県那覇市で開かれました。

沖縄振興開発金融公庫が開いたフォーラムでは、全国で人材確保の課題解決に取り組む宇佐川邦子さんが講演しました。

沖縄は全国よりも既婚女性とシニアの就業率が低く、働き方の選択の幅がないことが潜在的な労働力を活かしきれていないと指摘しました。

インディードリクルートパートナーズリサーチセンター 宇佐川邦子上席主任研究員:
(重視すること)女性は6割が働き方で、仕事内容が4割、賃金は3割という状況。もし賃金がちょっと不安だなと思ったら、例えば働き方のバリエーションを作って、選べるようにすれば女性は振りむいてくれるかもしれません。

このあと観光ホテルや製造業の代表3人が登壇し、社内の風通しを良くするため、人事評価制度を一から作り上げたことや、全ての従業員が課題に対し声を上げられる制度の構築など、コロナ禍も経験した中でどう人材確保に注力してきたか語りました。

首里石鹸 緒方教介社長:
評価制度は常に変えないと時代に置いていかれる。離職の質が変わっていて、現在職は「家庭の問題」が多くなって、何らかの形で会社に対する不満という離職が大きかったが中身が変わってきた

従業員の充実や成長は、強い組織づくりや生産性向上だけでなく、定着にもつながることを確認し、参加者は課題解決の糸口にしたいと熱心に聞き入っていました。

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