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「受け入れられるものではない」米軍による嘉手納基地パラ訓に県が抗議 村井防衛局長「例外に該当」

米軍が嘉手納基地でのパラシュート降下訓練を常態化させていることを受け県は24日、外務省沖縄事務所の宮川大使と沖縄防衛局の村井局長に抗議しました。

米軍のパラシュート降下訓練は原則、伊江島補助飛行場で行うことが1996年に日米で合意されていますが、米軍は滑走路の不具合を理由に2023年12月以降、住宅地に近い嘉手納基地での訓練を繰り返し、9月末からの1か月間においては3回も実施しています。

池田副知事は24日、外務省沖縄事務所の宮川大使と沖縄防衛局の村井局長を県庁に呼び「一連の訓練は例外的な要件に該当するとは到底考えられない」と抗議し、嘉手納基地で訓練を実施しないようアメリカ軍に強く働きかけることを求めました。

池田副知事:
県が事前に訓練の中止を強く要請したにもかかわらず、米軍が従来と同じ理由で訓練を実施したことは、全く受け入れられるものではありません

村井局長は、訓練は「例外に該当する」との認識を示した上で、2025年末ごろには伊江島補助飛行場の滑走路の運用が再開される見通しを示しました。

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