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新垣邦男衆議院議員が社民党離党の意向 党勢拡大で党本部と見解相違

新垣邦男衆議院議員が2日会見を開き、所属する社民党に離党届を提出した事を明らかにしました。党勢拡大について党本部との見解の相違を理由に挙げていて、当面は無所属で活動を続けるとしています。

新垣邦男衆議院議員:
私は10月いっぱいで、これまで社民党に所属していたんですが、離党を決意をしました。この金曜日、10月31日に離党届けを郵送をしております。

宜野湾市の事務所で会見を開いた新垣邦男衆院議員は、社民党本部へ離党届けを提出した事を明らかにしました。

沖縄2区選出の新垣議員は、衆議院議員を6期務めた社民党の照屋寛徳さんの後継として、2021年の衆議院選挙で初当選を果たし現在二期目です。

衆議院において社民党は新垣議員の議席が唯一となっています。

離党の理由については、社民党の議員を増やすために福島瑞穂党首の参議院から衆議院への鞍替えを提案し、党本部とも議論を続けてきたが、理解が得られなかった為としています。

新垣邦男衆議院議員:
私としては衆議院でたった1人、党名も名乗れないというものであればなかなか今後も厳しいなという思いを強くしておりました。
2人いれば党名と会派が作れるということで少し方向性が見えるのではないかなと思ってたんですが、なかなか党全体としてそういう方向にはいけないという判断でした

新垣議員は、「当面は無所属で活動する」としていて、現在所属する立憲民主党会派で今後も国会活動を行う方針です。

これを受けて3日、社民党県連が会見を開き、新垣議員に慰留を求めていく考えを示しました。

社民党県連狩俣信子顧問:
衆議院議員の新垣邦男議員が社民党と一緒にやっていく。それが私たちの皆さんの望みですのでそれを強く訴えていきたいという思いです

県連は、「離党の手続きは党本部ではなく県連に提出し上申するもの」であり、新垣議員の手続きに不備があると指摘し、慰留に向けた話し合いを継続する考えです。

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