ゆいレール分岐器故障 一時全面運休 通勤・通学ラッシュ直撃で1万人超に影響
5日朝、沖縄都市モノレールゆいレールで、レールを切り替える装置が故障し、約1時間半にわたって全線で運転見合わせとなりました。
通勤・通学で混雑する時間帯を直撃したことで、1万人あまりの利用者に影響が出ました。
喜屋武奈鶴記者:
始発のてだこ浦西駅です。モノレールの運転休止のため、窓口には多くの人が列を作っています。
沖縄都市モノレールによりますと、5日午前7時46分ごろ首里駅の近くでレールを切り替える「ポイント」と呼ばれる装置が故障し、一時、全線で運転を見合せました。
朝の通勤・通学ラッシュの時間帯と重なったことから、駅の構内では路線バスへの振り替え手続きや、遅延証明書を受け取るための長蛇の列ができ駅員が対応に追われました。
高校生:30分くらい待ってます。遅刻になっちゃうから、早く動いてほしいです
県庁前駅では足止めを食らった観光客の姿もみられました。
女性観光客:
東京に飛行機で帰る予定でした。便は11時15分とかなので、余裕をもって空港でゆっくりしようとしたんですけどまさかこんなことになるとは。これは何で行けばいいですか?
外国人観光客:
来てみたけどどうやら停まっているいるみたいで。お知らせが貼られていたんだ。バスに乗らないといけない。少しガッカリしているけど何かしら理由があるのでしょう
バスやタクシーの乗り場には長い列ができていました。
復旧作業を終え午前9時20分に運行は再開されましたが沖縄都市モノレールによりますと、上り線14本、下り線15本が運休し1万540人の利用者に影響が出たということです。
沖縄都市モノレールは「利用者にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪し設備が故障した原因を調べ再発防止に努めるとコメントしています。
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