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災害時の渋滞回避へ 交通規制訓練 11月5日は津波防災の日

渋滞する坂道。宜野湾市の伊佐交差点から普天間交差点を結ぶ県道です。

全ての車線の車が同じ方向へと向かっています。これは2024年4月に津波警報が出された際、警察官の判断で4車線全てを高台へ避難できるよう一方通行にした時の写真です。

「津波防災の日」の5日、こうした津波が迫る中で起きる渋滞を想定した交通規制の訓練が実施されました。

津波が発生したことを想定して、沖縄市から北中城村にかけての交差点では警察官による交通規制の訓練が行われ、海側へ向かう車線が通行止めとなりました。

沖縄市の比屋根交差点から島袋南交差点の間で行われた訓練は大津波警報が発表され、避難する車で道路が渋滞した想定で行われました。

2024年4月、台湾付近の地震で県内に津波警報が発表された際には高台に避難しようと殺到した車で渋滞しました。

訓練では全ての車線が海側から高台に向かう一方通行に規制され、警察官の誘導を受けて車が次々と坂道を上ってきました。

沖縄警察署 交通対策課 真謝守次 企画規制係長:
災害が発生してさらに2次被害が発生しないために警察官としてどのように対応していくかということは日々研鑽していく必要があると感じます

警察は緊急時の避難経路の確保に取り組むと共に災害時はできるだけ徒歩で安全な場所に向かってほしいと呼びかけています。

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