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台風の影響などで沖縄地方は大気の状態が不安定 土砂災害や浸水に警戒を

沖縄県内では11日から前線や台風の影響で大気の状態が非常に不安定となり、各地で大雨が降りました。
本島地方では13日明け方にかけて激しい雨が降るところがある見込みで、土砂災害や低い土地の浸水などに警戒が必要です。

本島地方では、前線や台風周辺から流れ込む暖かく湿った空気の影響で各地で大雨が降り、国頭村では11日に午後6時までの1時間降水量が120ミリを超えるなど「記録的短時間大雨情報」が3回発表されました。

2024年、記録的な大雨により川が氾濫し、土砂災害や浸水被害に見舞われた国頭村比地区。11日夕方、比地川が一時増水し、護岸までの水位が1メートル70センチまで上がりましたが、住民や住宅などへの被害はなかったということです。

大城健治比地区長:
一年前、自動車50数台が水没したり流されたりしていたので、集落内の高い場所に車の移動はみなさんしっかりやっていましたね。きょう、あすまでは予断を許さないような状況ですから、気を引き締めてまたやっていきたい

国頭村と東村に出されていた土砂災害警戒情報は12日解除されましたが、引き続き大雨警報が発表されていて、比地区の住民からは不安の声があがっています。

比地区の住民:
不安ですよ。(去年を)思い出すからね。(川の水位が)あの高さまでは来ないんじゃないのと思ってはいるんだけど。警報とか雨の降り方を見ると前と似ているから、うかうかできないなと

北部国道事務所は落石や土砂崩落の恐れがあるとして、12日午後5時すぎから国道58号線の宜名真から与那間を通行止めとしています。

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