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導水管破裂で断水のおそれ 本島中南部の17市町村37万世帯に影響 那覇市は市内4か所に給水所設置

本島北部でダムと浄水場を結ぶ導水管が破裂した影響で、本島中南部の17市町村が断水となるおそれがあり、約37万世帯に影響が出る見通しです。
復旧は早くても25日午前になるとみられています。

24日未明、大宜味村塩屋でダムと浄水場を結ぶ県の導水管が破裂して漏水が発生しました。
これを受けて本島中南部の17市町村では断水となるおそれがあります。

県は危機管理対策本部会議を開き、県内の約37万世帯に影響が出る見通しであると発表しました。

また、県によりますと工業用水も断水していて、名護市の久志浄水場から南の110の事業所への給水が停止されています。

一部地域で断水のおそれがある那覇市では断水に備えて給水車を出し、24日午後7時半から市内4か所に給水所を設けていて、1世帯あたり6リットルの飲料水が受け取れます。

水を求める市民:
SNSの方で配給があると聞きました。家族4人分ですね。ちょっと飲み水の購入に行く事ができなかったもので

県は現在、別の導水管に切り替えて水を送る対策を講じていますが、復旧は早くても25日の午前になる見通しです。

今回破裂した導水管は、本土復帰前の1967年に敷設されたもので、破裂の原因は現時点では不明ということですが、県は老朽化が原因とみています。

断水の影響に備え那覇空港では、航空機の運航を優先して25日の朝から空港内の飲食店を臨時休業することが決まりました。

また、与那原町や中城村では25日、小中学校で給食を提供せず、授業は午前中まででその後、帰宅させることにしています。

ほかの市町村でも断水が発生した場合の対応を協議しているということです。各学校からの情報を確認してください。

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