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セグロウリミバエの緊急防除 事態収束せず農作物移動規制の期間延長へ
ゴーヤーやスイカなどの農作物に被害を及ぼすセグロウリミバエの根絶に向け、沖縄本島で実施されている防除と農作物の移動規制が2027年の3月末まで延長されることが決まりました。
セグロウリミバエは、ウリ科の植物をはじめ多くの農作物に産卵し果肉を食い荒らす外来種の害虫です。
これまで県内の33市町村で見つかっていて、4月から沖縄本島の26市町村を対象にセグロウリミバエの緊急防除が進められてきました。
農林水産省は事態が収束しないことから防除を続けるとともに、12月末までとしていたウリ科の農作物などの島外への持ち出し規制を2027年の3月末まで継続することとしました。
また、新たに発生が確認された伊江村、伊是名村、伊平屋村も2026年1月から防除区域に加わります。
那覇植物防疫事務所の青木勇治所長は「引き続き寄主果実の移動制限、不要な寄主果実の除去、定期的な農薬散布等、緊急防除へのご協力をお願いいたします」と呼びかけています。
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