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 平飼い卵に別の卵混ぜて販売 みやぎ農園が謝罪「供給体制が追い付かず」「飼料価格高騰で経営圧迫」

沖縄県南城市の養鶏業者「みやぎ農園」で発覚した卵の偽装表示問題で、農園側が19日会見を開き、謝罪しました。

みやぎ農園 宮城盛彦会長:
多大なる迷惑をおかけしました、誠に申し訳ございませんでした

みやぎ農園を巡っては、「平飼い卵」と表示して販売していた商品の一部に、実際には別の業者から仕入れた平飼いではない卵が混ざっていたことが明らかになっています。

取引先からの指摘を受けて問題が発覚したもので、農園側によりますと、偽装は2021年5月から行われ、2025年12月初旬までのおよそ5年間で混入した卵の割合は、販売数量全体の8.5%にのぼるということです。

みやぎ農園の宮城盛彦会長は、コロナ禍での巣ごもり需要の増加などで供給体制が追いつかなくなったことや、飼料価格の高騰で経営が圧迫されたことが背景にあったと説明した上で、偽装は自身が指示したものだとし、謝罪しました。

みやぎ農園 宮城盛彦会長:
赤字の解消がどうやったらできるかというあさはかな考え。お客様に対する今までの理念よりも利益を追求してしまった

みやぎ農園は年明けにも外部の弁護士による第三者調査委員会を設置し、原因の究明や再発防止策の提言などを公表するとしています。

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