【衆院選】沖縄2区・候補者擁立のせめぎ合い オール沖縄分裂へ
解散総選挙に向けて、沖縄県内4つの選挙区でも候補者の擁立に向けた動きが活発化しています。
こうした中、沖縄2区では普天間基地の辺野古移設に反対するオール沖縄勢力で統一候補の見通しがたたず、分裂選挙の公算が大きくなっています。
米軍普天間基地を抱える宜野湾市を含む沖縄2区では、2年前の前回衆議員選挙でオール沖縄勢力の統一候補として出馬した社民党公認の新垣邦男さんが当選を果たしました。
新垣議員は2025年、社民党本部が党勢拡大に消極的だとして社民党を離党し、今回の衆議院選挙では沖縄2区から立憲民主党と公明党による新党・中道改革連合から出馬する見通しです。
17日、衆議院選挙に向けて那覇市で開かれた社民党県連の会議には、党本部の福島瑞穂党首が姿を見せました。
県連の一部からは、今回の衆議院選挙で2区には独自候補として元南城市長の瑞慶覧長敏さんを擁立する声が上がっていました。
約2時間にわたって協議を重ねましたが、会議は独自候補を擁立する意見と擁立すべきでないという意見で割れる形となり、協議は「決裂」。
多和田栄子那覇市議:
擁立すべきというのは社民党を無くしてはいけないという強い思い。擁立すべきでないというのは結局「自民党に勝たせるのか」と言っているんですよ
協議終了後、沖縄テレビの取材に福島党首は独自の候補擁立に含みを持たせました。
福島瑞穂党首:
今こそ社民党の出番であるということで、より頑張っていきたいと思っています。社民党はどこでもやっぱり旗を立てて頑張りたいと思っています。
一方、独自候補の擁立に反対する県連幹部は会見を開き、次のように述べました。
幸喜愛県議:
オール沖縄の足並みを社民党が崩すことがないよう、そして2区でも、そういったことがないように、議論を尽くして参りたいと思っております
照屋大河氏:
擁立することによって県連も分裂しますし、オール沖縄も分裂をさせてしまう。そういう意味で、党勢をむしろその弱めていく、社民党の信頼を失う。オール沖縄の団結を大事にするという姿勢を持ってですね、望んでいきたいっていうのが私たちの考えです。
オール沖縄勢力の候補者調整会議の座長を務める山内末子県議は「統一候補は新垣邦男さんと考えている」と明言していて、社民党県連の一部から声があがる瑞慶覧長敏さんを擁立することになればオール沖縄は分裂選挙となる見込みです。
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