公開日

【首里城再建】職人たちによる赤瓦の瓦葺き作業進む 世持橋のお披露目も

今年秋の完成をめざす首里城正殿。

2月から正殿の左右に伸びる廊下の瓦葺きが始まり、再建に向けた歩みが一歩ずつ進んでいます。

外観が完成し、現在は中央の石階段などの施工が進む首里城正殿。

その南側に伸びる廊下では、沖縄県内で製造された赤瓦の瓦葺きが始まっています。

島袋瓦工場大城豊職長:
平成の復元のときは沖縄の瓦職人は葺く作業にはあまり関わることができなくて、沖縄の人中心で瓦葺き作業をやっています、今回は

県内の職人たちが中心となり、一枚一枚丁寧に瓦を葺いていきます。

島袋瓦工場大城豊職長:
平成の時と屋根の形状が違うので、それを設計士や現場の監督、いろいろな方と打合せして、それを忠実に再現するように、注意してやっています

作業も大詰めとなる中、完成した首里城を多くの人に見てもらいたいと期待を込めます。

島袋瓦工場大城豊職長:
屋根職人なので首里城を前から見るだけでなく、斜めからも見てほしいんですよ。斜めから見ると、ちゃんと計算されて左右対称になっているようにとか、横のラインとかそういうものを意識して仕事をしているので、そこも見てもらえたら嬉しいですね

復元が進んでいるのは正殿だけではありません。

喜屋武記者:
魚や水鳥など細かな彫刻が施された世持橋。戦前のその姿が少しずつよみがえってきました

5日に南城市でお披露目されたのは、龍潭のほとりに設置される「世持橋(ゆむちばし)」です。

県の有形文化財に指定されている世持橋は、琉球王国時代に王子が暮らした中城御殿の隣にあった橋で、沖縄戦で破壊されました。

首里城未来基金を活用し、2025年度から本格的な復元に取り組んでいて、柱は県内の石材加工会社が製造し、彫刻が施された羽目板は県立芸大の講師や学生が手掛けました。

往時の姿をできる限り再現できるよう遺物や古写真などの史料を用いて下絵を検討し、粘土模型を作った後に石膏原型を制作し、彫刻に取り掛かりました。

彫刻を手掛けた沖縄県立芸術大学・非常勤講師彫刻家・儀保克幸さん:
彫っているときは単体だったんですけれども、柱と笠石がつくと橋らしい風格が出てとても嬉しいです。世持橋から望む龍潭首里城の風景がもうすぐ見られると思うと楽しみです

県は4月以降にも現地で羽目板と柱の組み立て作業にとりかかる予定です。

首里城再建とともに周辺の歴史的な魅力溢れるまちづくりも進んでいます。

OKITIVE公式インスタグラムはこちら!
OKITIVE公式インスタグラムはこちら!

あわせて読みたい記事 ヤンバルクイナ

あなたへおすすめ! クマノミ 小 クマノミ 大きい