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【辺野古転覆事故】生徒のライフジャケットが船体にひっかかり逃げられなかったか 2人の死因は溺死 

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沖縄県名護市辺野古で高校生を乗せた船が転覆し2人が死亡した事故をめぐり、亡くなった女子生徒は身に着けていたライフジャケットが船の生け簀に引っかかり、逃げられなかった可能性があることが消防などへの取材で分かりました。
また、司法解剖の結果、2人の死因は溺死だったことがわかりました。

16日、名護市辺野古の沖合で「不屈」と「平和丸」の2隻が転覆しました。

船には平和学習のため同志社国際高校の18人を含む21人が乗船していて、このうち17歳の女子生徒と「不屈」の71歳の船長の2人が死亡しました。

船に乗っていた21人全員がライフジャケットを着用していて、亡くなった生徒が発見されたのは事故発生から約70分後でした。

消防への取材をもとに作成した当時の状況です。
亡くなった生徒は、転覆した「平和丸」の下で消防の潜水士に発見されました。

船の足元には従来生け簀として使われる収納スペースがあり、この部分にライフジャケットが引っかかったということで、捜査関係者の話では自力で海面に浮きあがることができなかった可能性があるということです。

消防によりますと、亡くなった生徒を除く20人は事故発生から40分以内に発見されていました。

国の運輸安全委員会は、17日から2日間に渡って2隻の船体を調査し、重大事故と認定しました。

海上保安庁は亡くなった2人の司法解剖を行っていて、19日、死因はいずれも溺死と発表しました。

ところで、転覆した2隻について、海上運送法で義務付けられている運輸局への船舶登録がされていなかったことも明らかとなっています。

船を運航していた市民団体は、登録していなかった理由について、ボランティアでやっていて事業ではないと説明しています。

沖縄総合事務局は、第三者の依頼を受けて船を航行させる場合は、有償か無償かに関わらず、海上運送法で義務付けられている船舶登録が必要との見解を示していて、法令違反がなかったかについて調査しています。

海上保安庁は業務上過失致死傷などの疑いに加え、海上運送法に違反していた可能性を視野に、事故の原因について詳しく調べています。

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