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学童疎開船・対馬丸28年ぶりの船体調査 左舷に魚雷攻撃とみられる大きな損傷確認

太平洋戦争末期、米軍に撃沈され、多くの子どもたちが犠牲になった学童疎開船「対馬丸」2025年に実施された水中調査により、28年ぶりにその姿が遺族や関係者に公開されました。

内閣府が2025年11月から12月にかけて鹿児島県の悪石島沖で行った水中調査では、水深およそ870メートルの海底に沈む対馬丸の姿を確認しました。

対馬丸は1944年8月21日に那覇港を出航し、疎開先の長崎に向かう途中、米軍の潜水艦の攻撃を受けて沈没し、児童など1484人が犠牲となりました。

水中調査は1997年以来28年ぶりで、船首付近には今も「対馬丸」の文字が残っています。

水中調査の映像は、那覇市の対馬丸記念館でもリアルタイムで共有され、遺族や関係者が見守りました。

今回の水中調査では、破裂した船首付近でマストが倒れている様子が初めて確認されたほか、船体の左舷側の中央付近にも魚雷の攻撃を受けたとみられる大きな損傷があることが確認されました。

対馬丸記念会 高良政勝 代表理事:
私の家族も10名沈んでいるので、そういうところに自分で行くわけにはいかないので、映像で見て深海を目の当たりにして、ここで親や兄弟が亡くなったんだと胸に迫るものがありました

調査の映像や対馬丸周辺の海底から回収された木片や金属片は、今後対馬丸記念館で展示され、平和学習の教材に活用されます。

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