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沖尚中いじめ訴訟、賠償認める 学校側に110万円支払い判決
沖縄尚学の附属中学校の元生徒が同級生から受けたいじめを巡り、当時の学校側の対応に過失があったと訴えた裁判で、那覇地方裁判所は12日、元生徒の訴えを一部認め110万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。
この裁判は、沖縄尚学の附属中学校の当時1年生だった男子生徒が同級生からいじめを受けたものの、学校側は適切な対応を取らなかったとして元生徒が、約1200万円の損害賠償を求めて起こしたものです。
12日の裁判で、那覇地方裁判所の片瀬亮裁判長は「当時の担任は元生徒からいじめについて説明を受けていたにもかかわらず、上司に報告することも無く加害生徒への聞き取りも実施しなかった」として、学校側の安全配慮義務違反を認めました。
そのうえで、いじめによって心身の苦痛を感じた元生徒に損害を賠償する義務があるとして、学校側に110万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。
元生徒は代理人弁護士を通じてコメントを発表しました。
代理人弁護士による元生徒のコメント:
主治医の先生から病気で幻覚を見ていると言われ、私の心から色が失われてしまいました。判決が出たという事で、一旦は区切りがついたということで感極まっています
中学校を運営する尚学学園は、この判断については「誠に遺憾」としながらも「原告並びにそのご家族の皆様に対しては改めて深くお詫び申し上げます」とコメントしています。
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