沖縄戦の記憶をSNS・動画で発信 若い世代に届く取り組みとは
沖縄戦の記憶を次の世代へ伝えるために、YouTube動画やSNSを活用した取り組みが注目されています。
沖縄県が2025年に戦後80年の平和祈念事業として制作した連続動画シリーズ「基地と平和」は各回約10分、全12回のシリーズで、若者に人気のインフルエンサーやお笑い芸人が、聞き手として登場します。
インフルエンサー 沖縄訛りの喜屋武さん:
なんも知らんかったら、ウットゥー(後輩)やワラバーター(子どもたち)に聞かれたら恥ずかしいさーなー?オジーオバーにも顔向けできん気がするからよだから今日は教えてもらおうな、真剣にど!
沖縄戦の歴史や過重な基地負担など、複雑な沖縄問題をわかりやすく伝えようと取り組んだもので、動画の総再生回数は公開から約4か月で100万回を超えました。
動画は英語バージョンの公開やポッドキャストでの音声配信などシリーズを展開していて、多くの人に気軽にアクセスして欲しいと呼びかけています。
若い世代に沖縄戦について考えてもらおうと、日常的に触れるSNSを活用して発信する取り組みも・・・
Sustainable Okinawaのメンバー:
慰霊の日まであと5日、これからバズるためには、加速するためにはどうすればいいか」
県内の大学生で作る「Sustainable Okinawa」のメンバーは、沖縄の文化や地域の課題について発信する学生チームで、6月に入ってから沖縄戦の実相を伝えるための投稿を続けています。
山城咲花さん:
81年前のその日に、沖縄では何が起きていたのかという事実を毎日投稿している
SNSでは日本軍の南部撤退や大田司令官の自決など、81年前の沖縄で何が起きていたのか、カレンダー形式で投稿しています。
知念可莉さん:
当たり前に過ごしている沖縄が81年前は全然違う景色だったんだということを、自分事として受け止めてほしい。だからこそ、手軽なSNSを使って発信している
より多くの人に見てもらおうと、デザインやBGMにもこだわるなど、さまざまな工夫を凝らしています。
山城咲花さん:
自分たちが大学生の視点で同じ世代に向けて発信していくのが、これから長い視点で見て、平和について考えていくうえで大事なことなんじゃないかな
体験者が少なくなり次世代への継承が課題となる中、戦争を知らない若い世代がさらに次の世代へ戦争の記憶をつないでいく新しい形の挑戦が始まっています。
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