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沖縄県がPFAS全県調査へ 2023年度に水質と土壌を予定

アメリカ軍基地の周辺から、人体に有害なPFAS高濃度の有機フッ素化合物が検出されている問題で、県は2023年度に水質と土壌の全県的な調査を実施する方向で調整を進めています。

県によりますとPFASに関する水質の全県調査は2016年度に一度実施していますが、国が2020年度に、水1リットルあたりに含まれるPFOSとPFOAの合計値として50ナノグラムと暫定目標値に定めて以降は初めてとなります。

また、土壌の全県調査を初めて実施することで調整しています。

アメリカではPFASに関する土壌の基準値が設けられていますが、国内にはないことから、県は今回の調査結果を基に土壌の基準値や調査方法を設けるよう国に働きかける足掛かりにしたい考えです。

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