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うるま市の導水管の水漏れ 工業用水停止も断水は生じない見通し
浄水場に水を送るうるま市の導水管でおととい発生した水漏れについて、県企業局は18日夕方から復旧工事を再開しました。
工事に伴い工業用水の供給が一部停まりますが、一般家庭などの断水は生じない見通しです。
破損による水漏れが確認されたのはうるま市昆布の導水管で、石川浄水場と西原浄水場をつないでいます。
県企業局は17日も修繕を試みましたが水圧が強く復旧に至りませんでした。
このため修繕作業は水漏れしている部分の送水を停めた上で再開されます。
工事は最長30時間を要しこの間、うるま市昆布より南に位置する96の事業者が利用する工業用水の供給が停止されます。
送水が止まることで那覇市を含む9つの自治体で断水する恐れがありましたが、県企業局によりますと、北谷浄水場などからの送水量を増やし水を溜める調整池などの水位を上げることで必要な量を確保することから、断水は生じない見通しです。
県企業局・石新実企業技監
「万が一に備えて水の備蓄はしていただきたいのと、節水。この工事の期間中は出来れば水の使用を可能な限り控えていただければ、断水に至るリスクをより下げることができます」
県企業局は、早期に復旧できるよう取り組むとしています。
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