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水道供給量値上げ PFAS対策 沖縄の水道行政の事情
県企業局は老朽化した水道インフラの整備などを理由に市町村に供給する水道料金を今年10月から値上げします。
また有機フッ素化合物PFASの対策にかかる費用も値上げの要因となっています。
市町村に供給する水道料金の値上げは老朽化した施設を更新する費用や電気料金の高騰などが主な要因です。
一方、県企業局は人体に有害なPFASの対策として北谷浄水場の粒状活性炭装置の整備など今年度までの8年間で32億円近くを計上していて、料金の改定にはこの費用も含まれています。
PFAS問題の解決を訴えている市民団体は宜野湾市民などを対象にアンケートを実施していて、市役所の前で協力を呼びかけました。
宜野湾ちゅら水会・町田直美さん
「不安だっていう声は聞くんですが、やっぱりこれを形にしていかないと見えにくいのかなということで。一人一人の小さな声を取り上げたいなと思っています」
アンケートは来月末までに1万人の回答を目標としていて、ちゅら水会は多くの人に回答してほしいと呼びかけています。
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