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カーシェア収益で移動支援「とみゅCar」 豊見城市・沖縄
豊見城市は沖縄トヨタグループと連携しカーシェアの収益を高齢者の移動支援に活用する新たな取り組みをスタートさせました。
豊見城市と、沖縄トヨタグループは、公共交通の利便性向上などを目的に連携協定を去年12月に締結しました。
新たな取り組みは瀬長島や沖縄空手会館など市内6カ所の公共施設の駐車場にカーステーションを設け有料のカーシェア事業を展開します。
また、沖縄トヨタの車両3台を市役所や社会福祉協議会自治会に「とみゅCar」として提供し高齢者の移動を支援するボランティアや学童クラブの活動の際に無料で利用できます。
とみゅCarの車両の維持費や燃料代はカーシェアの収益で補填するもので県内初の取り組みです。
豊見城市の徳元次人市長は、「高齢者が免許を返納しても地域で生活できる安心感を、さらに展開していきたい」と期待を述べました。
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