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那覇市 非正規職員の給与引き上げも遡及して支給へ

那覇市で働く非正規職員の給与改定を巡り、那覇市議会は正規職員と同様に去年4月から12月分を遡及するための環境整備を速やかに行うことなどを求める決議を可決しました。

遡及額は9カ月分でおよそ1億2000万円となる見込みです。

人事院などの勧告に基づく公務員の給与の引き上げについて、那覇市は正規職員については去年4月からの分をさかのぼって支給した一方で、会計年度で任用する非正規職員はシステム上支給できないとしていました。

これに対し市議会からは「職員平等の原則に反し看過できない」などという意見が上がり、知念市長は遡及分を支払えるようシステムを改修すると発表し、市議会は28日の臨時会で着実に実施することを求める決議を全会一致で可決しました。

去年4月から先月分までの遡及額はおよそ1億2000万円となる見込みです。

会計年度任用職員の給与の遡及を巡っては自治体によって対応が異なっていて、正規職員との不公平が生まれないよう求める声が上がっています。

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